【紅茶の会報告】ロシアは意外にも紅茶大国！？

2017年2月23日（木）25日（土）に、紅茶の会M*s Tea Circleの「ロシアンティパーティー」を開催しました！紅茶の会担当の広報Ｍより、様子をご報告いたします( ^-^)_♪

お客様が来られる前に…

我が家には、ロシア本土から旅をしてきた「マトリョーシカちゃん」が2体います。20年以上前、祖母が旅行のお土産にロシアから持ち帰ってくれたもの。コンソールの上に全部を出して並べてみました！一見だるまのような本体がなんともかわいい！おなかの絵柄は何かのロシアの物語がシーンごとに描かれているそうです。

ちょっと見えにくいのですが、少し小さいタイプをお菓子などを置くスタンドに出しておいてみました。こちらはピンク色なのですが、最後は小さすぎて豆のようなのです（笑）

ロシアの紅茶文化はシルクロードから

ロシアは実はたくさん紅茶を飲む国です。シルクロードから茶葉が伝わったおかげで、中東のお茶の飲み方に近いようです。トルコのチャイダンルックにも似た、サモワールというお湯を沸かす道具で紅茶を淹れます。たくさん飲むのは寒い気候からかもしれませんが、日常ではコーヒーよりも紅茶をよく飲む国民性で、世界第四位の一人当たりの紅茶消費量を誇ります。

飲み方は、「ジャムを入れるのでは？」と思っていらっしゃるかたも多いのですが、ジャムは紅茶に入れるのではなく、一緒に食べるというのが普通なのだそうです。お家で自家製ジャムを作るのも一般的だそうです。

珍しいロシアのメーカーの紅茶が手に入りました

ロシアでは、たくさんの紅茶を消費するようですが、ロシア独自のメーカーがたくさんあるわけではないようで、私たちと同じようにトワイニングやリプトンなどもスーパーでみかけるそうです。また、イギリスやフランスから輸入した紅茶も飲まれているようです。

今回は、ロシアの紅茶メーカー「マイスキー」の紅茶を飲みました。ベルガモットの香りにミントがさわやかに香る紅茶で、参加したみなさまに人気でした。紅茶缶がまた素敵！ロシアの文豪プーシキンの名作「オネーギン」の一場面だそうです。

ロシアに関係の深い紅茶メーカーとして有名な、「クスミティー」。フランスの紅茶メーカーなのですが、創業者のクスミチョフさんはロシア人。そのため、ロシアをイメージしたブレンドがたくさん出ていますが、そのなかからインペリアルブレンドと、サンクトペテルブルグをご用意して、緑茶がベースのインペリアルブレンドはセイボリーと、フルーティーなサンクトペテルブルグはジャムと一緒に飲んでみました！ロシアの飲み方で、ジャムの新たな楽しみ方が広がったように思います。

ロシアにはおいしそうなお菓子がいっぱい！

ロシアのお菓子を調べていると、見た目は何で作られているのか全く分からないものもたくさんありましたが、説明を読むととっても美味しそうなものがいっぱい！そんな中でも有名なクレープとパンケーキの中間のようなおやつ、「ブリヌイ」をフィンガーサイズにして、クリームチーズとサーモンでいただきました。本場ではたっぷりのいくらも乗せて食べるそうですよ！

ロシアの最近のトレンドとして、健康志向があげられます。欧米に少し遅れた形で「オーガニック」や「ナチュラル」な生活が注目されているようです。また、平均寿命の短さを懸念したロシア政府も力をいれて、体に良い食材を提供する企業を支援しているそうです。そんなロシアから、そば粉のクッキーを。こちらは、東京のロシア雑貨を扱う店主さんにプレゼントしていただいたもの。ありがとうございました！そば粉の香りがして、今注目のグルテンフリーで仕上げてありますが、サクサクで香ばしい味わいでした。

ロシアのチョコレートも、日本のものとは少し違っていて、中にいろいろなものが入っていてそれをチョコレートでコーティングしているのが特徴です。こちらは、東京の洋菓子店からお取り寄せしたロシアンチョコレート。

味によっていろいろな包装紙があり、参加者の皆様と見せ合って盛り上がりました。特に阪神タイガーズファンの方がチョコレートの底を見たとたん、虎模様の包装紙だったようで、とっても喜んでおられました！

最後は、ロシアのお菓子に良く使われている「はちみつ」を甘味に使ったケーキを。今回もたくさん飲んで、たくさん食べて…まったり。良い香りの紅茶をジャムやスイーツと一緒に楽しみました。

ロシアの陶磁器が素敵！

ロシアには、ロシア王朝御用達の「インペリアルポーセリン」という陶磁器メーカーがあります。今回は全員の参加者のみなさまにご用意することはできませんでしたが、開催日に一番お誕生日が近い参加者の方に特別にこのカップで紅茶を飲んでいただきました。ブルーとゴールドの組み合わせがなんともかわいくて、ちょっとゴージャスな気持ちにもなります♪