2018年1月18日(木)20日(土)に、紅茶の会M*s Tea Circleの「和のアフタヌーンティーパーティー」を開催しました!

お客様が来られる前に…

和食器で楽しむアフタヌーンティーパーティー
今回で4回目の「和のアフタヌーンティー」。
毎回1月に開催し、お正月に使った和食器でティーパーティーを開こう!
をコンセプトに、和紅茶の飲み比べも楽しんでいます。

コンソールには、「練り上げ」という手法を使ったお皿
骨董の染付皿、モダンな有田焼のカップ&ソーサ―を。

和食器で楽しむアフタヌーンティーパーティー

メインテーブルも、すべて日本で作られた和食器を使ってセッティング。
ネイビー&ピンクのテーブルに
可愛いパステルパールとパステルピンクの姫重を銘々に。

木曜日はナプキンをお重の上にセッティングしてみましたが
土曜日はカトラリーの下に。
紙ナプキンは、ちょっとフレンチテイストの柄なのに
なぜかセンターに引いた帯ととてもマッチしていたので使ってみました。

和食器で楽しむアフタヌーンティーパーティー

今、日本の紅茶が熱い!!

毎回1月は、日本で生産された紅茶を飲む会にしていますが
年々そのバリエーションが増えてきています。

神戸のティーフェスティバルでご縁のあった紅茶や
お客様にちょうどいただいたうれしの紅茶をお出しししながら
ティーフェスティバルの様子や
岡山の生産者さんを訪ねてお伺いした話などをお伝えしました。

メインの紅茶①:煎茶×和紅茶=?!

和食器で楽しむアフタヌーンティーパーティー
まず飲んだのは、煎茶と和紅茶がブレンドされている珍しいお茶。
煎茶3:和紅茶1くらいの割合で、煎茶も釜炒りと深蒸しがブレンドしてありました。

1煎目はぬるめの70度くらいで、
2煎目からは90度以上の高めの温度でさっと出して。

お茶の甘みや香ばしさから
さわやかな渋みまで味の変化が楽しめるお茶でした。

メインの紅茶②:和製、ラプサンスーチョンを体験!

和食器で楽しむアフタヌーンティーパーティー
次に、とってもインパクトのある「燻製紅茶」なるものにトライ!

国産ウィスキーの樽をチップにして茶葉を燻製し
香りづけをしてあります。言うなれば
「和製ラプサンスーチョン」。

こちらは飲んだ皆さんからの反応も大きく
「気に入りました!」とのお声も多数♪

メインの紅茶③、④:ミルクティーにあう和紅茶を飲み比べ!

和食器で楽しむアフタヌーンティーパーティー
最後は大御所「うれしの紅茶」と
鹿児島でミルクティーにも負けないパンチの効いた紅茶を作られている薩摩英国館から
「べにふうき」を紅茶にしてある「夢ふうき」を飲み比べ。

和食器で楽しむアフタヌーンティーパーティー

優しい味で、ごくごくストレートで飲めるうれしの紅茶に対して
しっかりとした水色とコクとキレのある味わいで
ミルクを入れるとさらにおいしくなる夢ふうき。
対照的でこちらも楽しめました。

和紅茶を飲むときには…

和食器で楽しむアフタヌーンティーパーティー
紅茶好きの方々の中には
「和紅茶はちょっと苦手…」という方が多いのですが
(私もその中の一人でした)
しっかりとその生産者の思いと
どんな茶葉で作られていて、どんな特徴があるのかを知ることで
とても楽しく飲めるようになります。

「和紅茶」と一言にいっても
たくさんの種類や産地があり
作られている茶葉の種類も違えば、製法も少しずつ違います。

一般的なインドやスリランカなどの
海外の「紅茶」とは別ジャンルのお茶として「和紅茶」をとらえて
その多様性を楽しんでいけたらいいですよね、
とみなさんとお話しました。

和紅茶に合わせたティーフードは和食器で♪

ティーフードを盛り付ける食器も楽しみの一つ。

和紅茶の会は、毎年和食器を使ってしつらえています。

重くなりがちなテーブルは〇〇で解決!

和食器で楽しむアフタヌーンティーパーティー

こちらはミニコンポ―とに盛り付けた「生麩のみたらし風」。
ごま油でソテーした生麩に、みたらしダレとすりごまをかけて。

和食器ばかりで、ちょっとあか抜けない…という時は
ガラスで抜け感を作るとティーテーブルがおしゃれになりますよ!

銘々におく「姫重」がティータイムで活躍!

和食器で楽しむアフタヌーンティーパーティー

お重を使う最大のメリットは、「サプライズ」の楽しみです!
蓋を開けるという作業が
「何が入っているのかな…」のワクワクの時間を作り出します。

こんな普通の大福も姫重に入れておくと
開けた瞬間の大福の「ほっこり感」はそのままに
ちょっと「特別感」が増しませんか?!

和食器を色々組み合わせて楽しむティータイム

和食器で楽しむアフタヌーンティーパーティー

見た目がすでに華やかなホールケーキはしっかり高さをだしてさらに主役感をアップ!
今回は、小豆クリームを挟んだ「抹茶のビクトリアケーキ」。
乗せてあるシルバーラインのお皿は、宮崎で作られたもの。

アフタヌーンティーの定番のスコーンも同じお皿にして統一感を。
スコーンに付けるクリームは土ものに。
塗りの茶たくなどもティーテーブルに使ってみると格調高く見えます。

ところどころに和食器をちりばめて、今回のテーマ性を出しました。

和食器で楽しむアフタヌーンティーパーティー

燻製紅茶と楽しんだ、スモークサーモンのベーグルは
とび鉋が美しい小石原のお皿に。
ネイビーのテーブルクロスに合わせて濃いブルー系です。

和のアフタヌーンティーパーティー

色を合わせると和食器の産地が違うものを置いても
テーブルがまとまります。

和食器で楽しむアフタヌーンティーパーティー

茶たく代わりに、骨董の染付のお皿を使ってみたり…
色をコントロールすれば、意外にお家にある和食器がティーテーブルにも役立ちます!
ぜひお家の和食器を出してみて、時にはティータイムで使ってみてくださいね♪

和食器で楽しむアフタヌーンティーパーティー

それぞれの紅茶のお味やレッスンの雰囲気は、皆様のご感想からもご想像ください♪↓↓↓

Feedback : みなさまのご感想

・和紅茶の中でも色々な風味のものがあり、どれもとても美味しかったです。
特に燻製紅茶が印象深かったです。スモーキーな香りで、サンドイッチともとてもマッチしていました。
県外に出かけることが多いので、旅先でその土地の和紅茶を探してみようと思います。

・どれも好みの味だったので、今回の一番の紅茶、というのは選べなかったです(汗)
過去に開催された和紅茶の会では、優しい系の味の紅茶をいただいたので、
今回のようなパンチのあるものや、燻製の紅茶があるのは驚きでした。
最後に世羅茶のお話も聞きましたが、これからの世羅茶に期待が高まりました。

 

・燻製紅茶は新鮮で驚きがありました。その分印象深かったです。
地紅茶がこんなに沢山作られているということを知らなかったので、
今後の旅行をした際の楽しみの1つに加えたいです。

 

・和紅茶の歴史をい知れたことと、作り手である生産者の方々の思いを知ることの大切さがよく分かりました。
自分も味だけで好きか嫌いかを判断してしまっていたので反省です。
広島の世羅茶を応援していきたいです。

 

・どれも美味しい紅茶で、味わいがありました。
いつも勉強になりますが、色々なお話を聞くうちに、最近はコーヒーよりもすっかり紅茶派になってしまった気がします。
和紅茶、ぜひ兵庫県産のものも飲んでみたいなと思いました。

 

・燻製紅茶はインパクトがありましたが、それだけでなくちゃんと美味しかったです。
和紅茶はあんまり好きではなかったのですが、それぞれ特色があり、美味しくいただけました。
今日もとても楽しかったです。

 

・和紅茶の会は3回目になりますが、毎年楽しみにしています。
今日は「夢ふうき」のミルクティーがとっても美味しくて味も好きでした。
日本の紅茶のイメージはあまりなかったのですが、もっと広く定着していったらいいですね。
栗の大福&ケーキもとっても美味しかったです。

 

・「夢ふうき」がミルクティーにするととっても美味しかったです。
岡山にはたまに行くので、紅茶のお店にも行ってみたいと思いました。

 

・久しぶりに参加しましたが、和紅茶の勉強が楽しかったです。
お茶農家さんをちゃんと応援しようと思いました。
うれしの紅茶、夢ふうきが美味しかったです。

 

・今日もステキな時間をありがとうございました。
「夢ふうき」美味しかったです!!
食器もステキ☆少しずつ揃えていきたいです。

 

・「夢ふうき」はコクがあり、ミルクをたっぷり入れても美味しい!!
早速買いに行きますね!
うれしの紅茶はストレートで飲みやすかったです。

 

今回もとっても楽しいひとときでした。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

燻製紅茶のインパクトがすごかったですね…!
夢ふうきのミルクティーも人気でした。
これからもしっかり国産の紅茶の理解を深めて応援していきたいな、と改めて思いました!

今回飲んだお茶リスト

「合茶NO.4」:HIGASHIYA(東京 銀座)
釜炒り茶“やぶきた”、和紅茶“みねかおり”、深蒸煎茶“さえみどり”の3種がブレンドされています。

 

「燻製紅茶」:カネロク松本園(静岡)
環境へ配慮した製法で、燻製の燃料にウィスキー樽材を使用し茶葉を燻した国産初、有機栽培の燻製和紅茶。

 

「うれしの紅茶」:佐賀緑健有限会社(佐賀・嬉野)
日本の中でも、国産の紅茶を早くから作り始めた地域なのでノウハウの蓄積が多く作っている農家さんや茶園も多い。

 

「夢ふうき」:薩摩英国館(鹿児島)
鹿児島で有機無農薬で育てた「べにふうき」だけを使って作った手摘みの紅茶。イギリスのアワードも受賞している紅茶。

 

あとりえしおんスタッフ
あとりえしおんスタッフ
それではまた、次回の紅茶の会でお会いしましょう!

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