大田耕治藍染展 ふわり・藍色の風

大田耕治創作藍染展「ふわり・藍色の風」

2019年7月2日(火)~27日(土)

11:30~18:00

※土曜日~17:00、日・月曜日は休廊日

@ぎゃらりぃSARA

 展示内容

◆「風」をテーマに、抽象的な表現の作品を展示

大田耕治創作藍染展@小倉井筒屋

画像は、5月28日~6月4日まで行った小倉井筒屋さんでの展示の様子です。

小倉井筒屋さんでも展示した抽象的な表現の作品を、7月中はぎゃらりぃSARAにて展示いたします。

展示のテーマは「風」。

じめじめとする季節を吹き飛ばすように、色々な形の作品から風を感じる表現をぜひ見つけてみてください!

◆抽象的な作品の楽しみ方・制作のこだわり

大田耕治藍染展 常設展示

抽象的なデザインを表現した作品は、ともすれば「分かりにくい」ということで敬遠されがちですが、本来は見たままを楽しんでいただける自由度の高いものです。

まずは「分かろう」とするのではなく、見たままを「感じてみよう!」という姿勢で気楽に鑑賞してください。

6月の常設展示の「幻想華」シリーズと比較してみるのも面白いですよ!

【常設展示:6月】大田耕治創作藍染展「幻想華」

「幻想華」の作品群は、もちろん幻想的な表現から想像力が掻き立てられますが、「薔薇の花」がモチーフなので、具体的な「モノ」である薔薇の花にイメージが絞られます。

一方抽象的な作品は、作品全体の雰囲気や形から発想が無限に広がっていきます。

見方によってそれが色々な「モノ」に見えたり、形のない「気持ち」を受け取ることができたり、音やリズムを感じたりすることもできます。

制作者の意図は様々ですが、まずはそれに縛られずに自分の受け取ったものを、制作者の想いと比べてみるとその違いも楽しめます。

大田耕治藍染展 ふわり・藍色の風

そして、「幻想華」シリーズとの違いは、藍型抜染によるグラデーションの部分にも表れています。

抽象的な表現をするために用いる「幾何学模様」や「形」を際立たせるために、エッジの効いたラインやグラデーションが特徴です。

どうぞ心を自由にして、ひととき藍色を楽しんでみてください!

◆「風」にゆれるものたち にも注目!

大田耕治藍染展 ふわり・藍色の風

期間中、藍染の暖簾(のれん)や、フリークロス(断ちっぱなしの布)など、風にゆれるものの展示もいたします。

フリークロスは、インテリアクロスとして、お部屋の仕切りやソファーの模様替え、コンソールやテーブルにかけて使っていただくことも可能です。

将棋駒師 児玉龍兒パリ個展にて藍染の布を使っていただきました

先日は、ぎゃらりぃSARAでも個展をしてくださっている将棋駒師の児玉龍兒先生より、今年5月のパリ個展にてこちらの藍染のフリークロスを使っていただいたということでご報告をいただきました!

将棋駒師 児玉龍兒パリ個展にて藍染の布を使っていただきました

対戦用の盤の下にも使っていただいたようです👀

この機会に、藍染の布をぜひお手に取ってみてくださいね!

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大田耕治の作品たち

大田耕治藍染の世界

こちらのウェブサイト「KOJI OTA INDIGO WORKS」では、これまでの作品のアーカイブがご覧になれます。初期の作品から、受賞作品、大きな作品まで閲覧できますので、ぜひご堪能ください!

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