熱く溶けたガラスの玉。それに命を吹き込むつくり手。
美しい彩と形を与えられた作品達は、つくり手の しなやかな魂を内包して・・・ただそこにある。
「溶けたガラスを巻き取ると、ひとつの命を受け取ったかのように感じる」とおっしゃる宙吹きガラスの作家さん、福岡県にある「鎧坂ガラス工房」高橋克典ガラス展が行われます。
高橋克典ガラス展 Vol.2 @ぎゃらりぃSARA
2014年6月4日(水)~13日(金) 11:00~18:00
※会期中は休まず開廊いたします。
★作家さんの来廊予定日:6月4日(水)、8日(日)
高橋先生を囲むお茶会のお知らせ
6月4日(水)・8日(日) 14:00~
福岡からお越しいただく高橋先生を囲むティータイムを設定しております。
ご予約は不要です!直接先生とお話しして、「宙吹きガラス」の制作秘話などをうかがうチャンスです。ぜひご来場ください。
高橋 克典プロフィール
1959 岐阜県生まれ 早稲田大学卒業
1986 江副グラスデザイン研究所入所
1994 外務省在外公館 収蔵
1998 長野オリンピック文化芸術祭出品
2002 鎧坂ガラス工房設立
実は、2011年に第1回目の「高橋克典ガラス展」がぎゃらりぃSARAにて行われました。
宙吹きガラス
宙吹きガラスとは、窯の中で溶けたガラスを吹き棹の先に巻き取って、息を吹き込んで成形する技法です。
シャボン玉を、ふーっとふくらますイメージでしょうか…いやいや、そんな簡単なものではありません!こちら↓のお皿、よく見ると小さな銀色のドットが入っているのがわかりますか?ガラスを吹きながら、細かい装飾を施していく繊細さと、身体全体を使って成形していくダイナミックさの妙を、ぜひ実物を見て感じていただきたいです!
飾って楽しい作品たち
使って楽しめるお皿やカップ、グラスなどの展示もたくさんありますが、これは何?!という楽しい作品も。
こちら↑は、玉虫色に輝く何とも言えない形の水差し?!惑星のようでもあります。スタッフMのお気に入りで、2011年の展示会で一目惚れして、どうしても離れがたく、傍に置くことにしました。現在あとりえしおんの店頭にてこっそり飾っておりますので、(売りませんよ!!)ぜひご覧になってください!今回は、彼らの仲間たちは来るのでしょうか…
こちら↑に見覚えのある方がいらっしゃいますか?!お店のカウンターに、これもひっそり置いてある、ペーパーウェイトです。実は高橋克典先生の作品。何だかこれも、地球外生物が出てきそうな、宇宙船の形をしております…
今回の展示会も、渾身の大作から日々の器まで揃います。
ぜひ会場、ぎゃらりぃSARAにて、見て触れて感じてくださいね!!お待ちしております(*^-^)