「藍型抜染」の技法を体験してみましょう!
ギャラリーの常設展示に合わせて、「藍型抜染」の技法を体験できるワークショップのステップアップ編です。
藍染の染め方の技法の1つ「藍型抜染」の工程の一部である「型彫り」と「のり置き」を2回行い、グラデーションを作る体験していただきます。
「型彫り」「のり置き」体験ワークショップ
にご参加くださった方を対象に開催します。
今回のワークショップは「染」の工程を含みます。
「藍型抜染」のグラデーションがどのようにしてできるか、さらに一歩進んだ体験ができるワークショップとなっています。
体験時間が少し長くなりますが、技法を深めてみたい方はぜひご参加ください!
日程 |
2025年 |
時間 |
10:00~16:00
※昼休憩12:30~13:30 |
料金 |
5500円(+送料)
※出来上がったハンカチを店頭受け取りを選択される方は、送料はかかりません。 |
定員 |
各回4名様 |
持物 |
筆記用具(鉛筆・シャープペンシル等デザインスケッチ用) お昼ご飯・飲み物・汚れても良い服装★型彫り用デザインを考えて来る→ハンカチの4分の1(18㎝×18㎝)に収まるぐらいの柄で、白と地染めの藍色とその中間色の3色で構成する柄を考えてきてください。 ★藍染お楽しみ体験用;お手持ちのTシャツサイズまでのもの1点(洗濯済・天然繊維のもの) |
講師 |
大田 耕治
藍型抜染の手法を使った作品を制作。新匠工芸会会員 |
会場:あとりえしおんレッスンルーム
ワークショップ内容
1.ハンカチの地染め・スケッチ
模様を染め抜くためのハンカチを地染めしていきます。
ハンカチを乾かしている間に、用意してきたアイデアをもとに下図を作ります。
2.1枚目型彫り・のり置き作業体験
型の彫り方のコツをお伝えしながら実際に型を彫って、1枚目の型にのりを置きます。
ー昼休憩ー
1枚目の型に置いたのりを乾かします。
ー藍染体験のお楽しみタイムー
今回は藍液をご用意していますので、Tシャツサイズまでのものでしたら各自1点のみ染めてお持ち帰りいただけます。
例:Tシャツ、ハンカチ、ソックス、ドイリー、ハンカチサイズまでの敷物等
※すべて一度洗濯したものをお持ちください。
※綿・麻の天然繊維かどうか確認してお持ちください。化学繊維は藍色が染まり付きません。
3.2枚目型彫り・のり落とし・グラデーション染め
2枚目の型を彫りながら、15時前後に1枚目ののり落としをします。完全にのりを落とした後は、グラデーションを付けるために再度藍液につけて染めていきます。
4.2枚目の型ののり置き作業
染め上がったハンカチをアイロンでしっかりと乾かした後、2枚目の型を使ってのり置き作業をします。
5.完成作品のお持ち帰り
デザインを彫った型は当日お持ち帰りいただきます。
出来上がったハンカチにつきましては、抜染後に仕上げをして後日郵送、または店頭でのお渡しとなります。
デザイン参考作品例
簡単な幾何学模様でも、同じようなデザインを2枚使ってグラデーションをつけると奥行き感や立体感が出ます。
丸い水玉模様だけでも、①地染めの藍色、②白い色、③その中間色の三色で模様にニュアンスを付けることができます。
型彫り・のり置きワークショップの様子
大田耕治の作品たち
こちらのウェブサイト「KOJI OTA INDIGO WORKS」では、これまでの作品のアーカイブがご覧になれます。初期の作品から、受賞作品、大きな作品まで閲覧できます!
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